くまにち メディカルインタビュー
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肥満治療最前線 肥満症改善

2009/11/14掲載
 
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日本とアメリカの肥満事情
 
堤整形外科クリニック院長
堤 隆治氏
アメリカで大きな社会問題となっている「肥満」。肥満人口が年々増加傾向にある日本も、他人事ではないようです。日本とアメリカの肥満事情について詳しく聞きました。

 ■「肥満」の数は日本とアメリカでどのくらい差があるのですか?
 アメリカでは、日本よりはるかに肥満症が多いというのが現状です。最近の調査によると、成人の15%が肥満症だった日本に対し、アメリカでは成人男性60%、成人女性50%が肥満症という結果が出ています。しかも年々増加傾向。これは、深刻な社会問題となっています。

 ■具体的な原因は?
 食習慣が大きく関係しています。日本人1人あたりの平均食品エネルギー供給量は2805kcal(摂取エネルギー2100kcal)、アメリカ人1人あたりの平均食品エネルギー供給量は3595kcalと、かなり過剰傾向です。内容も、砂糖は日本の2倍以上、肉類は4倍、脂肪も2倍と言われています。また、車社会の発達による運動不足も影響しているようです。

 ■日本人も他人事ではありませんね。
 そうですね。日本人の食生活は米食離れが進み、欧米化している傾向にあり、そのことが肥満や生活習慣病の誘因となっています。一方、アメリカでは、日本以上にダイエット産業も盛んで、現在の寿司や豆腐などの日本食ブームの背景には、高脂肪で高カロリーの食生活を改善しようという理由があるようです。日本にもともとある、低脂肪で食物繊維が豊富な和食の利点を見直し、肥満症予防を心がけましょう! ■健康ダイエット教室、院内で開催。11月14日(土)13時〜13時30分「肥満とメタボリックシンドローム」。参加費無料、予約不要 (問)【電話】096(361)1881



 
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