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| 「ワキからの臭いが心配で、周りの目が気になる」「洋服につく汗じみが恥ずかしい」など、暑い時期は特にワキ臭やワキ汗で悩む人も多いのではないでしょうか。そこで、ワキガや多汗症、黄ばみについて伺いました。 |
| ■ワキガの臭いが気になる場合、クリニックではどのように対処されるのでしょうか。 |
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| まずはワキガ臭がどの程度かを診断するのですが、大まかに3通りに分けられます。明らかに分かるほどワキガ臭のひどいケース、大量に汗をかいたときや汗をかきやすい時期だけ臭うケース、臭わないのに本人がワキガだと思いこんでいるケースです。臭いや多量の汗、下着の黄ばみが気になる場合は、注入法やローラークランプ法による手術を行います。ワキガでないのに自分の体臭に過敏になっている場合は、カウンセリングで手術の必要がないことを納得できるまで説明しています。 |
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| 末梢神経からの命令を汗腺に伝わりにくくする、ボトックスという薬品を注射器でワキに注入する方法です。半年～1年程度、一時的に汗を出す働きを抑制します。永久的な効果は得られませんが、計画的に、汗をかきやすい夏の間だけ注入するのも一つの手ですね。 |
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| ■では、ローラークランプ法はどのような手術ですか。 |
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| ワキ下を2㎜程度切開して吸引管を挿入し、アポクリン腺、皮脂腺、エクリン腺を取り除く手術です。臭いや汗、黄ばみの原因を根本から治します。挿入口には保護器具を被せますので傷跡はほとんど目立たず、毛根組織に達するため脱毛効果もあります。手術は30分程度で終了し、入院は不要です。約1週間は患部を安静にする必要があるため、夏休みや休暇の際に手術を受けられるとよいでしょう。 |
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