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矯正歯科最前線 子どもの歯科矯正

2009/7/18掲載
 
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開始時期や方法を長期的に判断
 
こうの矯正歯科クリニック院長
河野賢二氏
日本矯正歯科学会認定医
夏休みを機に、お子さんの歯の治療を始めるご家庭も多いのではないでしょうか。最近相談が増えているという子どもの歯科矯正について、聞きました。

 ■夏休みは、お子さんの歯科矯正の相談が多いそうですね。
 そうですね。最近は、塾や部活などでお子さんも忙しいため、時間にゆとりのある夏休みを利用して相談に来られる方は少なくありません。

 ■歯並びが悪い場合、やはり矯正ということになりますか。
 一概にそうとも言えません。仮に歯並びにデコボコがあっても、しばらく様子を見たほうがいい場合もあります。矯正治療は治療期間が数年かかる場合がほとんどですから、歯の状態だけでなく、お子さんの心身の成長などを長期的な観点で見ながら、治療の開始時期や方法などを判断する必要があります。また早めに矯正することで、後々本格的な矯正治療をしなくて済んだり、短い期間で終わったりする場合もあります。

 ■治療の流れを教えてください。
 まずはじっくりお話をお伺いして、治療の必要性があるのかどうか判断し、ご説明します。治療をすることになれば、あごの骨格などの精密検査をした上で、治療方針を立て、その内容をご説明してから、矯正治療が始まることになります。

 ■通院の間隔はどうなりますか。
 治療が始まれば、だいたい1〜3カ月おきくらいに通院していただきます。矯正の器具も、必ずつけるということではなく、様子を見ながら、装置を使わない場合もあります。特に乳歯から永久歯に移行する時期は、歯並びにも変化が起きやすいので、保護者の方は注意深く観察していただきたいですね。



 
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