くまにち メディカルインタビュー
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肥満治療最前線 肥満症改善

2009/6/27掲載
 
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便秘解消で太りにくい体質へ
 
堤整形外科クリニック院長
堤 隆治氏
「あんなにたくさん食べたのに、便の量はたったこれだけ?」─そんな悩みを持つ人も多いのではないでしょうか。便秘と肥満の関係、そして便秘解消のコツを聞きました。

 ■便秘は肥満の原因になりますか?
 肥満症の人の多くは、便秘傾向にあるようです。便秘の人は、食物が腸管内にとどまる時間が長いので、本来なら排出されるべき毒素や老廃物まで吸収され、新陳代謝が低下し、太りやすい体質になります。これに対し、快便の人は必要な栄養分だけ体内に吸収され、あとは排出されるので、たくさん食べても太りにくいといえます。肥満症の人は、便秘を解消することでダイエットもうまくいくことがあります。

 ■普段どのようなことに気を付けたらよいでしょうか?
 水分の摂り方が少ないと、便が硬くなり便秘の原因になります。起床時にコップ1杯の水を飲みましょう。就寝中に汗をかいて失われた水分を補うことで血液をサラサラにし、腸を刺激して排便を促進します。また、食物繊維は水分を吸収する性質があり、便秘解消に効果的です。食物繊維を摂るときは、水分も一緒に摂るようにしましょう。便秘解消には運動も大切。特に体の上下運動は腸管の動きを高め、重力で下へ下へと食物残渣(ざんさ)を動かします。腸にたまった便を送り出すため、腹筋を鍛えることも必要ですね。年をとるほどに腸管の動きは衰え、便秘症の人も増えます。充分な水分と食物繊維を摂り、適度な運動を心がけて便秘を解消しましょう。 ■ダイエット教室(月2回開催) 6月27日(土)13時〜13時30分「がんと肥満を予防する食生活」。予約不要、参加費無料。 (問)【電話】096(361)1881



 
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