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歯科治療最前線 インプラント治療

2009/6/20掲載
 
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治療期間と費用負担の軽減も可能に
 
ハロー歯科診療所 理事長
長 也寸志 氏
噛(か)む力や耐久性が天然歯に近く、審美的にも優れているインプラント。最新のインプラント治療について聞きました。

 ■インプラントがずいぶん身近になりましたね。
 以前は入れ歯からインプラントに移行されるケースが多かったのですが、最近は初めからインプラントを希望する方が増えてきました。インプラントは、健康な歯を削ることもありませんしね。患者さんは男女半々くらいで、若い方も少なくありません。

 ■インプラント治療は痛そうだし、時間と費用もかかるというイメージがあります。
 インプラント治療は失った歯を補う優れた治療法ですが、これまで「外科的治療が痛い」「治療期間が長い」「費用がかかる」という3つの欠点がありました。しかし最近では、術前の診断と治療計画により、患者さんの負担がかなり軽減されるようになりました。まず外科的治療に関しては、術前に歯科用CTを使用し適切な治療計画を立てることにより、切開部分をできるだけ小さくして、痛みを軽減します。次に治療期間ですが、器材の進歩などにより、これまで半年から1年近くかかっていた治療が約2カ月でできるようになりました。これらの条件を整えることで、自由診療ではありますが、以前より低価格のインプラント治療が可能になったのです。「手術が怖い」「治療費が高い」などの理由でインプラントをあきらめていた方も、気軽に相談していただきたいですね。ただ大がかりな手術が必要な方は、費用がふくらむ場合もあります。今後の課題として、さらに努力していきたいと思っています。



 
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