くまにち メディカルインタビュー
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内科最前線 夜泣き治療

2006/5/13掲載
 
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「赤ちゃんがお母さんに甘えるように」
 
三角クリニック院長
三角 泰爾氏
夜中に突然泣き出し、お母さんがうとうとする頃に又泣き出す…疲れとストレスがたまり、ついには虐待寸前までになるお母さんもいるそうです。

 ■夜泣きについて教えて下さい。
 赤ちゃんが泣くのは、病気でない限り次の3つが主な原因です。まず、お腹が空いた時。次に、オムツが濡れていたり、寒かったり暑かったりして気持ち悪い時。そして、お母さんに注目してほしい時です。

 ■どのように見分けたらよいのでしょうか。
 赤ちゃんの泣き方で、母性によって本来ならその違いがわかるものです。しかし、最近のお母さんたちは、環境や社会背景などによって、母性本能が枯渇してきています。それで頭でっかちになり、テキスト本通りに時間ごとにお乳を与えてしまったりするのです。赤ちゃんは機械ではないので時間を決められてムリにお乳を与えられたらたまりません。もっと母性を磨くには、もっと赤ちゃんの心の声に耳を傾け、赤ちゃんとコミュニケーションをとることが大切です。

 ■夜泣きを治す方法はありますか。
 お母さんの心臓の音を電気信号に変換した電流を、子供の2カ所のツボに通電します。金属電極をシールで貼るだけなので痛みもなく、5分程度で終わります。治療を続けていくと、面白いことに赤ちゃんがお母さんに甘えるようになってきます。そして、子供が甘えるようになってくると、お母さんはわが子が愛おしくなってきます。お母さんは、「子供がこんなに可愛いなんて、子育てがこんなに楽しいなんて思いもよらなかった」と決まって言います。お母さんが子供を可愛がると、子供はますますお母さんに甘えるようになり、そして段々と親子のキズナが強くなっていくのです。悪循環の反対の“善循環”が生じてきます。



 
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