くまにち メディカルインタビュー
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肥満治療最前線 メタボ予防〜肥満症の改善

2009/5/23掲載
 
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食事はダイエットに有利な“果物”を取り入れて
 
堤整形外科クリニック院長
堤 隆治氏
現在、日本の成人男性の約半分と成人女性の約2割は、メタボリックシンドロームとその予備軍といわれています。“メタボ”を予防するための食事法について聞きました。

 ■メタボやメタボ予備軍の人が食事の面で気を付けることは?
 メタボリックシンドロームの原因は肥満と関連しており、肥満症の方の多くは総摂取カロリーが過剰状態です。まずは日頃の食事をほんの少し工夫し、“やせやすい食品”を摂取しましょう。特に果物と野菜は、ダイエットに有利な食品です。

 ■ご飯やパンに比べて、果物は太りやすい印象ですが…。
 糖分が多く吸収の速い果物は、一般に太りやすいと思われがちです。しかし、食後30分の血糖上昇の程度(グルコースインデックス:GI値)をみると、ブドウ糖を100とした場合、ご飯77、パン74であるのに比べ、果物はミカン31、リンゴ37、モモ42、バナナ51と、炭水化物より低値です。また果物は、ご飯やパンより食物繊維・ビタミン・ミネラルが豊富です。水分も多いため、同じ重さ100gで比較すると、カロリーも低くなり、パン263kcalに対し、リンゴは46kcalで、実にパンの5分の1しかありません。甘く感じる果物が必ずしもカロリーが高いというわけではなく、また同じカロリーを摂取した場合でも、果物の方がより満腹感を得られます。ダイエットが必要な方は、朝・昼・夕の食事のうち1食を果物(単品)に置き換えるとよいでしょう。スイーツがほしい時も、菓子類より果物をおすすめします。 ■健康ダイエット教室「やせる食品と食事の工夫」5月23日(土)13時〜13時30分。参加無料、予約不要 【電話】096(361)1881



 
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