くまにち メディカルインタビュー
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美容整形最前線 輪郭形成

2009/5/9掲載
 
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エラやアゴを修正し、小顔に
 
共立美容外科熊本院長
山田 雅明氏
エラが張っていたり、アゴが出ていたり、と輪郭で顔の印象は随分変わります。バランスの取れた小顔に近づける、輪郭形成について伺いました。

 ■輪郭について教えてください。
 輪郭を構成する要素には、骨、筋肉、脂肪があります。3つのうちどれが主な原因となっているのか外見だけでは分かりにくく、診察して初めてわかる場合も多いんですよ。例えば、エラが張っていると思い込んでいる方でも、実際は骨でなく、脂肪が原因とわかり、頬の脂肪吸引ですっきりすることもあります。

 ■具体的にはどんなケースに対応できるのでしょうか。
 まずは下顎が出ているケースがあります。受け口のように下顎全体が前に出ている場合は、歯を支えている部分の骨を切り、顎を後ろへ下げる手術を行います。顎先端のオトガイが出ている場合は、長い顎を短縮する手術を行います。全身麻酔で行い、1泊の入院が必要となります。骨の固定は、オトガイ部を切った場合はワイヤーを使い、削った場合はテープによる圧迫固定を3〜4日します。術後は、1週間後と1カ月後に経過を診ます。仕上がりは約3カ月後くらいでしょう。そのほか、エラを削る手術もあります。

 ■詳しく教えてください。
 まず筋肉が発達している場合には、筋肉を弛緩させる働きをするボトックスという薬品を注入します。効果の持続は半年程度です。骨が張り出している場合は、骨を削って輪郭を整えます。口の中から手術するので傷跡はわかりません。脂肪がついている場合は、脂肪吸引を行います。そのほかにも顎を出したり、頬骨を削ったりと、その人に応じて手術を組み合わせることが可能です。フェイスラインを整えることで女性らしく、小顔に近づくことができます。悩まれている方は、一度カウンセリングを受けるとよいでしょう。



 
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