くまにち メディカルインタビュー
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がん治療最前線 免疫細胞療法

2005/5/14掲載
 
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「人間の治癒力利用し、がん細胞攻撃」
 
藤岡医院副院長
藤岡 靖也氏
がんによる死亡者数が死亡原因の一位となり、県内における死亡者数も年間4500人を越えています。がんの免疫治療の一つとして注目されている「免疫細胞療法」についてお聞きました。

 ■「免疫細胞療法」とは?
 「免疫細胞療法」は、人間が本来持っている治癒力を利用する免疫治療の一つで、血液中のリンパ球を体外で大量に増殖、活性化させ、それを再び体内に戻すことによってガン細胞を消滅させようとする治療法です。「免疫細胞療法」を始めて一年以上が経過しましたが、腫瘍の縮小や、QOL(クオリティ・オブ・ライフ)が高まる等の、よい結果が見られるケースも出て来ています。

 ■副作用の心配はありませんか。
 患者さん本人から取り出した細胞を使っての治療法なので、副作用の心配はほとんどありません。また治療に入る前には、十分なカウンセリングが行われます。

 ■患者の家族としてできることは?
 藤岡 治療の効果を上げていくためには、精神的なケアと食事療法等も大きなポイントになります。そのことでのご家族の理解と協力は不可欠ですね。気になることはどんな些細なことでも担当医にお尋ね下さい。  ”7月16日(土)13時〜「がん免疫治療熊本フォーラム2005」を開催。会場/鶴屋ホール 参加無料。【参加申込・お問い合わせ先】がん治療を考える患者と家族、医療従事者の会(藤岡医院内)電話・FAX 096(282)0302



 
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