くまにち メディカルインタビュー
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美容皮膚最前線 シミ、たるみ、毛穴の開き

2009/4/11掲載
 
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肌トラブルや加齢に即した治療で美肌へ
 
熊本アールスキンケアクリニック総院長
三原 栄作氏
医学博士
シミ、シワ、たるみから毛穴の開きまで。加齢と共に生じる肌の変化は一つとは限らず、肌の状態とトラブルの要因に応じたさまざまな治療法があるとか。自分に合った方法で美しい素肌を目指したいですね。

 ■加齢とともに肌には、いろんな変化が現れてきますが。
 肌の老化は加齢のほか、紫外線や乾燥、睡眠不足など、さまざまな要因が加わって複数のトラブルが現れることが多いですね。顔全体のシワやたるみはレーザーとRF(高周波)で治療しますが、たるみの程度が強かったりシミも気になる場合は、前述の方法にIPL(光)とRFの同時照射を加えるコンビネーション治療があります。2種類の治療を組み合わせることでリフトアップとハリ感が増し、シミが薄くなるなどの美白効果も期待できます。

 ■肝斑の治療はどうなりますか。
 肝斑にはビタミンCとトラネキサム酸製剤の内服と併せ、特殊なレーザーによるピーリングがあります。専用のカーボンを顔全体に塗りロングパルス(長い波長)レーザーを照射する方法で、皮膚の表面の角質をピールオフしてシミを薄くします。肝斑は通常のシミと見分けがつきにくいので、まず医師の診断を受け、治療後は再発を防ぐため紫外線の防止やビタミン剤の摂取、規則正しい生活などに留意して下さい。

 ■春夏は毛穴も目立ちますが。
 暖かくなるにつれ皮脂の分泌が増えて毛穴が開き、化粧崩れが起こりがちですね。毛穴の開きや黒ずみは、前述のようにカーボン塗布とレーザー照射で毛穴の黒ずみを弾き飛ばして引き締める方法があります。また、レーザーで熱を加えることで、ニキビ跡と毛穴の開きを改善する方法もあります。



 
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