くまにち メディカルインタビュー
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美容皮膚最前線 シワ・たるみ・シミ

2009/1/17掲載
 
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コンビネーション治療で肌老化を同時ケア
 
熊本アールスキンケアクリニック総院長
三原 栄作氏
医学博士
無理に年齢に逆らわず、今の自分自身と向き合いながら本来の美しさを磨いていきたいものです。メスを使わない、肌老化治療について伺いました。

 ■年齢とともに気になるシワやたるみですが、防ぐことができますか。
 シワやたるみは生理的な加齢のほかに光老化が原因です。紫外線の強さや浴びた時間によって左右されますので、冬場であっても紫外線対策はお忘れなく。また、日常のスキンケアも大切です。特別なお手入れではなく、正しいクレンジングに保湿といった基礎的なことを日々きちんと行いましょう。

 ■できてしまったシワやたるみに対して、どんな治療がありますか。
 たるみやシワには、顔全体のトラブルを改善するレーザーとRF(高周波)による治療を行います。繊維芽細胞に直接熱を与えることで真皮層が軽い火傷を起こし、コラーゲン・エラスチンの産生を高めます。結果、頬が上がり、ほうれい線が薄くなるのです。そのほか、目の下のたるみや小ジワにも効果があり、肌がなめらかになります。

 ■コンビネーション治療もあるそうですね。
 たるみの程度の強い方や従来の方法であまりリフトアップを実感できなかった方、さらにシミも気になるという方には、前述の方法に加えてIPLとRFを同時照射すると良いでしょう。組み合わせて治療することでリフトアップでき、よりハリ感が増します。シミも薄くなり美白効果も期待できますので、シワ・たるみ・シミとすべてが気になる方にも適しています。フェイスリフト手術後に数年経過して再度たるんできた場合や、術後のフェイスラインの微調整のほか、皮膚を切りたくない場合にも適しています。最大パワーで照射しますが、麻酔クリームを塗布し、医師が行いますので痛みはほとんどありません。



 
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