くまにち メディカルインタビュー
   HOME > 歯科 インタビュー一覧> 歯科 最前線
 
歯科治療最前線 予防歯科と生活の質の向上

2009/1/10掲載
 
MENU
美容整形
美容皮膚
ダイエット
内科
心療内科
歯科
皮膚科
婦人科
肛門科
がん治療科
小児科
眼科
整形外科
耳鼻咽喉科
神経内科
泌尿器科
放射線科
循環器内科
医療福祉
消化器外科
形成外科
味覚障害
免疫治療
血管外科
精神科
「お口の人生」を考えてみませんか
 
いさみ歯科きららクリニック 院長
勇 雅大氏
歯の治療を先延ばしにすることは、痛みを我慢する時間に加え、治療時間や治療費などの負担も増やすことになるとか。早期治療の意識を持てば、日常生活の快適さもアップできるそうです。

 ■最近、歯の健康への関心が高まっているようですが。
 そうですね。よく「白い歯の魅力」とか「早期治療の大切さ」がいわれるようになりました。ただ、それらを突き詰めると、いかに自分自身が納得できる歯の状態、つまり“不満のないお口”で食べ、話し、人生を楽しめるかを考えることにつながるのではないでしょうか。

 ■具体的には何に気を付ければ?
 「歯の磨き方がポイント」と思われがちですが、単に歯磨きが上手ならいいわけではありません。最近、喫煙が歯周病を悪化させることが指摘されているように、さまざまな生活習慣が歯の健康にかかわってきます。確かに、快適な生活のためには「いま痛いところ」を治療するのも必要ですが、お口の健康のために「自分は何をしたらよいか」「子どもには何をしてやればよいか」など、それぞれに応じた予防やケアがあります。その基本部分を歯医者さんに相談して身に付ければ、あとは自分に合った定期検診やメンテナンスで、よい状態が維持できます。

 ■歯科治療の印象が変わりますね。
 まず、虫歯などは痛みがないうちに発見・治療すること。歯が痛くて仕事や家事が手につかないということがなくなり、長期間の治療や高額な治療をしないで済むので、患者さん自身の負担も軽くなると予想されます。「歯の治療は苦手」というイメージから、月に一度くらい美容室に行くような、気軽に受診ができるように変わってほしいですね。



 
無断転載は禁じます。
掲載の記事、写真等の著作権は熊本日日新聞社または、各情報提供者にあります。
Copyright Kumamoto Nichinichi Shimbun
  (c) 熊本日日新聞社 〒860-8506 熊本市中央区世安1-5-1
くまにち.com トップページへ