くまにち メディカルインタビュー
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神経内科最前線 手足のしびれ

2008/12/20掲載
 
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電極を利用した検査で原因特定
 
熊本機能病院 神経内科部長
松永 薫氏
医学博士
手足がジンジンする「しびれ」。原因は一つに限らず、治療法も違ってくるのだそうです。しびれの原因と検査方法について聞きました。

 ■手足のしびれの原因にはどのようなものがありますか?
 神経が圧迫されて起こる障害で手首や肘(ひじ)に原因があるケースと、頸椎(けいつい)症や椎間板(ついかんばん)ヘルニアなどが原因になっているケース、糖尿病で血糖のコントロールが悪くなっているケースなどがあります。中年以降の女性に多い「手根管症候群」や、男性に多い「肘部管症候群」などは圧迫性神経障害が原因です。

 ■原因は一つではないのですね。
 そうです。手足のしびれは手術に至らない場合も多いのですが、かといって長く放置すると筋肉が萎縮(いしゅく)し、手術しても完治しなくなる危険性もはらんでいます。しびれがどこから来ているのかによって治療方法も全く違ってくるので、まずは検査で原因を特定することが大切です。

 ■どのような検査をするのですか?
 神経伝導検査と体性感覚誘発電位(SEP)という2つの検査を組み合わせて、しびれの原因や状態を判明します。いずれも電極を皮膚に貼って神経の伝導状態を計測するという、30分程度の安全性の高い検査です。外来でその日のうちに結果が分かり、保険診療が可能です。

 ■この季節は脳卒中を心配される方も多いとか。
 確かに多いですね。しかし、脳卒中の場合は突然発症して片麻痺(まひ)が見られたり、ろれつが回らないなど、症状が少し異なるのが特徴です。こちらは一刻を争う病気ですので、早急な受診が必要です。



 
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