くまにち メディカルインタビュー
   HOME > 美容皮膚 インタビュー一覧> 美容皮膚 最前線
 
美容皮膚最前線 たるみ・シワ

2008/11/29掲載
 
MENU
美容整形
美容皮膚
ダイエット
内科
心療内科
歯科
皮膚科
婦人科
肛門科
がん治療科
小児科
眼科
整形外科
耳鼻咽喉科
神経内科
泌尿器科
放射線科
循環器内科
医療福祉
消化器外科
形成外科
味覚障害
免疫治療
血管外科
精神科
メスを使わず、若々しい肌を取り戻す
 
熊本アールスキンケアクリニック総院長
三原 栄作氏
医学博士
年齢を重ねると、肌のハリや潤いを保つ働きをするコラーゲン・エラスチンなどが減少するため、たるみやシワが生じます。ですが、少しでも若々しい肌を保ちたいものですね。たるみ・シワの治療法について聞きました。

 ■肌老化を進めないために普段の生活で気をつけることはありますか。
 老化現象だからと言って何もせずに放置すれば、肌の状態は確実に悪化します。特に冬場は空気の乾燥や暖房による室内の乾燥、室内外の激しい温度差などから、肌にとって負担の大きい季節です。普段のお手入れで保湿をしっかり行い、栄養バランスの良い食事、丁寧な洗顔、十分な睡眠を心がけましょう。

 ■治療法について教えてください。
 たるみやシワには、顔全体のトラブルを改善するレーザーとRF(高周波)による治療を行います。繊維芽細胞に直接熱を与えることで真皮層が軽い火傷を起こし、コラーゲン・エラスチンの産生を高めます。結果、頬が上がり、ほうれい線が薄くなるのです。そのほか、目の下のたるみや小ジワにも効果があり、肌がなめらかになります。また、たるみの程度の強い方や従来の方法であまりリフトアップを実感できなかった方には、前述の方法に加えてIPLとRFを同時照射します。組み合わせて治療することでリフトアップでき、よりハリ感も感じていただけます。その人の肌の状態に応じた治療が可能です。施術後は少し赤みが出る程度で、腫れたり傷跡が残ることはありません。直後からメイクも可能です。フェイスリフト手術後に数年経過して再度たるんできた場合や、術後のフェイスラインの微調整のほか、皮膚を切りたくない場合にも適しています。

 ■施術中痛みはありませんか。
 最大パワーで照射しますが、麻酔クリームを塗布し、医師が行いますので痛みはほとんどありません。



 
無断転載は禁じます。
掲載の記事、写真等の著作権は熊本日日新聞社または、各情報提供者にあります。
Copyright Kumamoto Nichinichi Shimbun
  (c) 熊本日日新聞社 〒860-8506 熊本市中央区世安1-5-1
くまにち.com トップページへ