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歯科治療最前線 インプラント治療

2008/11/15掲載
 
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術前の診断と治療計画で負担を軽減
 
翼ハロー歯科診療所 理事長
長 也寸志氏
日々進歩するインプラント治療。適正な診断に基づく治療計画の重要性などについて聞きました。

 ■インプラント治療とは具体的にはどのような治療ですか?
 人工の歯根をあごの骨に埋め込み、その上に人工の歯を固定するものです。噛(か)む力も天然の歯とほぼ同等なので、入れ歯では食べにくかった硬い食べ物も食べられるようになります。入れ歯のように歯茎を覆ってしまうことがないので、食感や食べ物の温度も楽しめます。また、しっかり噛むことで、筋力の低下を防ぎ、脳に刺激を与え、認知症予防にも効果があると言われています。

 ■治療を希望されるのは高齢者が多いのですか?
 20歳から80歳ぐらいまで幅広い年齢層の方が治療を希望されます。特に多いのが40歳から60歳代の方。70歳以上になると、総入れ歯から移行される方もいらっしゃいます。若い方の中には、従来のブリッジ式の治療では両隣の歯を多少削る場合があることから、インプラントにされる方が多いようです。

 ■インプラント治療というと高額なイメージがありますが。
 確かに今までは、1本の治療でも高い手術費がかかることもありました。しかし最近は、CTなど医療機器の発達により、手術前に十分な診断を行えるようになったことで、治療の負担が大幅に軽減されてきています。ただ、この治療には、あごの骨に異常がない、噛み合わせが安定しているなどの条件が必要になります。これまで「治療費がネックでインプラントをあきらめていた」という方は、お気軽にご相談ください。



 
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