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歯科最前線 インプラント治療

2005/4/2掲載
 
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「治療後の定期検診で安定を保つ」
 
川口歯科医院歯科衛生士
西久保 麻美さん
最近話題のインプラント治療ですが、非常にしっかりしていて、食事を美味しくいただくことができるそうです。けれども、いつまでも美味しく、楽しく食事をするためには、日頃からのお手入れと定期的な検診は欠かせないとか。インプラント治療後のお手入れについて聞きました。

 ■話題のインプラント治療ですが、よく咬めるようになるそうですね。
 柔らかい食べ物から硬い物、また厚みのある物やとても細かいゴマのような物までしっかり咬めてよく味わうことができると、治療をされた患者さんに喜ばれています。

 ■インプラント治療を終えられた方が気をつけることはありますか。
 インプラントは、天然歯と違い人工物ですから日頃のプラーク(歯垢)コントロールが大切です。プラークコントロールには、自分で行うセルフケアと衛生士が行うプロフェッショナルケアとありますが、セルフのみではどうしても取り残しがたまってしまいます。そのため、かかりつけの歯科医院で定期的なチェックとお手入れを繰り返す必要があります。通院の頻度は、使用したインプラントの本数や、埋め込んだ場所にもよりますが、3〜6カ月に1回のペースが望ましいでしょう。

 ■どのようなことをするのですか。
 歯を失う原因は、プラークの付着による虫歯や歯周病の進行です。インプラントは虫歯にこそなりませんが、歯石が付きますし、うまく清掃できなければ歯ぐきが腫れたりします。定期健診では、磨き残しのチェックとプラークや歯石の除去をします。また、咬み合わせに微妙な変化が生じている場合、適切なバランスを保ち、強く当たり過ぎないように調整します。炎症を抑えることと、咬み合わせの調整を定期的に繰り返すことで治療直後の状態を長い間安定して保てるようにするのです。



 
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