くまにち メディカルインタビュー
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美容皮膚最前線 肌再生レーザー治療

2008/9/27掲載
 
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ニキビ痕の陥没、毛穴の開きなどに
 
くまなんヒコクリニック院長
前田邦彦氏
ニキビ痕(あと)の陥没や毛穴の開きなど、なかなか改善が難しい肌トラブルに悩んでいる人たちは多いもの。肌再生を促す最新のレーザー治療について、詳しく話を聞きました。

 ■肌再生を促すレーザー治療について教えてください。
 レーザーを照射して、肌表面の皮膚を再表皮化する治療です。1回で皮膚全体の12〜20%が再生されます。その後4〜8週の間隔をあけて最低4回程度の施術を行います。ニキビ痕や毛穴の開き、くすみ、しわなどにも有効で、ハリのある肌に生まれ変わることができます。

 ■肌再生には体の中から治療することも大切と聞きますが。
 その通りです。例えばニキビの場合、ビタミン剤や漢方薬などの内服を処方し、体の中から改善していきます。また、シミの場合は、症状や原因により、ビタミン剤やトランサミンなどの内服、ハイドロキノンなどを配合した美白クリームやレチノイン酸(ビタミンA)などの外用薬を併用します。肌トラブルは、必要なビタミンなどが不足したり壊れたりすることも原因の一つ。体の中から補うことも大切ですよ。

 ■お腹や太ももの肉われ(妊娠線)に悩む女性も増えているとか。
 妊娠線の場合、保湿クリームなどで予防される方は多いようですが、できてしまってからの治療もあります。深部加温により、免疫機能や基礎代謝を高め、肌を深部から活性化させる高周波温熱器を使った治療で、火傷痕にも有効です。その他、肩こり、腰痛、神経痛や関節痛などの痛みの緩和、セルライトの除去、顔のたるみやしわ取りなど、多種多様な治療に使われています。



 
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