くまにち メディカルインタビュー
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美容皮膚最前線 シミ・くすみ

2008/8/23掲載
 
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広範囲のシミをケアし、透明感のある肌へ
 
熊本アールスキンケアクリニック総院長
三原 栄作氏
医学博士
夏のレジャーで日焼けした肌やシミ、くすみ、ソバカスといった、肌トラブルが気になる頃です。顔全体のシミの治療法について伺いました。

 ■紫外線による肌への影響について教えて下さい。
 私たちが普段影響を受けている紫外線は2種類あります。まず、日焼けの主な原因となるのがUV‐Bです。肌の表面に作用し、たくさん浴びることで赤くなったり、シミやソバカス、乾燥の原因になります。一方、UV‐Aは、肌の真皮層まで達するため、シワやたるみの原因にもなるのです。紫外線は屋外だけでなく、部屋の中でも窓ガラスなどを通過して肌に届くため、知らず知らずのうちに浴びてしまっています。日焼け止めクリームなどの使用で肌を紫外線から守ることが大切です。

 ■できてしまったシミにはどのような治療がありますか。
 クリニックでは、IPL(光エネルギー)とRF(高周波)を組み合わせた治療を行います。シミ一つ一つをピンポイントで取り除くのではなく、顔全体のシミやくすみ、ソバカスに対応できる治療です。痛みも少なく、すぐに日常生活に戻れます。さらに、さまざまな波長が入っているため、赤ら顔や美白、産毛の脱毛も期待できます。ただ、ホルモンバランスの崩れなどから発症する肝斑というシミには、この方法は逆効果になってしまいます。

 ■肝斑の場合はどのような治療をするのですか。
 ビタミンCとトラネキサム酸の内服に加え、特殊なレーザーピーリングを行います。この方法はシミを薄くする他、毛穴が引き締まり、美白やハリが出てくるといった相乗効果もみられます。通常のシミと肝斑が混在していても、同時に治療することは可能です。その場合、正しくシミを見分ける必要があります。



 
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