くまにち メディカルインタビュー
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歯科治療最前線 口腔ケア −その4 青年期−

2008/7/19掲載
 
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歯の健康状態が妊娠・出産に影響
 
新地ハロー歯科診療所院長
長 也寸志氏
人と接する機会が増え、口元や口臭が気になり始める20〜30歳代。審美性だけでなく、女性の場合は歯の健康状態が妊娠・出産にも影響するそうです。青年期の歯のケアについて聞きました。

 ■口元に悩みがあると、どのような影響が考えられますか?
 社会人になれば新たな出会いが増え、仕事で人前に立つことも多くなります。口臭や見た目など口元にコンプレックスがあると、そのことで自信を持てなくなり、対人関係などにも影響してしまうことがあります。毎日の歯磨きなど基本的なことはもちろん、お口の審美性や口臭などのケアを怠らないようにしましょう。

 ■青年期に特徴的なことは?
 女性の場合、妊娠や出産をする年代でもあります。妊娠すると、つわりのために食生活が乱れたり、ホルモンのバランスが崩れるなどして、お口の中の悪いところが症状として出やすくなります。しかし、お腹に赤ちゃんがいるために薬が使えなかったり、レントゲンを使いたくないという方もいて、治療を受けたくても受けられないケースが少なくありません。そうすると、母体にとっても赤ちゃんにとっても、ますます環境が悪くなってしまいます。実は妊娠中に歯周病にかかると、低体重児出産のリスクが高くなることが知られています。

 ■予防法は?
 妊娠や出産を考える年代になったら、親知らずや気になる虫歯の治療は必ず済ませておくようにしたいですね。歯の美しさと健康維持のためにも、青年期こそお口のケアの絶好のタイミングということを知っておきましょう。



 
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