くまにち メディカルインタビュー
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美容整形最前線 たるみ・シワ

2008/7/12掲載
 
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部位・症状・程度に合わせたリフトアップ法
 
共立美容外科熊本院長
山田 雅明氏
ハリのあるみずみずしい肌は、若々しい印象を与えます。歳とともに増えてくる、たるみ・シワといった肌老化の治療法について伺いました。

 ■たるみ、シワについて教えて下さい。
 肌が老化すると、コラーゲンやエラスチンといった成分が減り、肌のハリや弾力が失われてたるみます。さらに表情筋がある目の周りや頬、口周りはよく動かす部分なため、その周辺の皮膚は伸びやすくなります。それもたるむ要因です。また笑ったときなどにできるシワは、何度も繰り返しているうちにクセになって元に戻らなくなります。ちょうど、紙を繰り返し折り曲げると折り目が出来るのと同じ原理ですね。たるみが進行するとシワも深くなります。

 ■出来てしまったたるみ、シワの対処法はありますか。
 たるみやシワの程度と部位により、いくつかの方法があります。まず、部分的に気になるシワにはコラーゲンやヒアルロン酸を補充し、表情ジワなどの目元、口元、ほうれい線にはボトックスを注入します。目元のちりめんジワには、皮膚再生(W‐PRP)療法が適しています。これは細胞を活性化させる働きをする血小板と白血球を抽出・濃縮して肌に注入する方法で、自分の血液を精製して用いるため感染の危険性や副作用の心配はほとんどありません。顔全体のたるみ・シワが気になる場合は高周波による治療が良いでしょう。照射後48時間内くらいで皮膚にハリが出てスベスベ感が増し、その後コラーゲンの増生が促進され、3〜6カ月間引き締まり続けます。また、たるみやシワの程度の重くなる60歳代以降は手術が適しています。目の周りが気になる場合はスキンカットを、顔から首にかけて全体的に気になる場合はフェイスリフトを行います。それぞれに適した方法は医師にご相談下さい。



 
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