くまにち メディカルインタビュー
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美容整形最前線 ワキガ・多汗症・黄ばみ

2008/6/7掲載
 
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手術や注射で臭い・汗を軽減
 
共立美容外科熊本院長
山田 雅明氏
ジメジメした梅雨の季節は気温や湿度が高く、汗をかきやすいため、体臭もきつくなりがちです。気になる汗や臭いについて聞きました。

 ■ワキガについて教えて下さい。
 ワキガ治療に来られる患者さんの中には、大きく3通りのタイプの方がいらっしゃいます。1つは明らかにわかるほどワキガ臭のひどいケース。もう1つはワキガではあるが、それほどきつく臭うわけではないケース。そして最後はほとんど臭わないのに、本人がワキガだと思い込んでいるケースです。

 ■自分では判断が難しいのでしょうか。
 ワキガと思い込む人もいれば、逆に自分の臭いに気づかない人もいます。簡単にチェックする方法として、まずはワキガ家系であるかどうかです。通常、ワキガ体質は遺伝します。しかし、両親がワキガでなくても、食事や生活環境などでワキガになるケースもあります。その他にも耳あかが湿っていたり、ワキの下に多量の汗をかく方、ワキ毛が太くて濃い方もワキガになる傾向が高いようです。ワキの下に多量に汗をかいても、臭いが気にならない場合は多汗症と言えます。

 ■治療法を教えて下さい。
 臭いの原因となっている、アポクリン腺やエクリン腺などの汗腺を取り除くローラークランプ法という手術を行います。2?程度の切開で済み、保護器具を挿入口に被せますので、傷跡はほとんど目立ちにくくなります。毛根も同時に吸引されるため、脱毛効果もあります。局所麻酔で40分程度で終了し、入院は不要です。手術以外の方法では、ボトックスという薬品をワキに注入する方法があります。効果の持続期間は半年〜1年程度です。今から注入しておけば、夏の期間は汗をかきにくくすることができます。



 
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