くまにち メディカルインタビュー
   HOME > 歯科 インタビュー一覧> 歯科 最前線
 
歯科治療最前線 歯科矯正

2008/5/24掲載
 
MENU
美容整形
美容皮膚
ダイエット
内科
心療内科
歯科
皮膚科
婦人科
肛門科
がん治療科
小児科
眼科
整形外科
耳鼻咽喉科
神経内科
泌尿器科
放射線科
循環器内科
医療福祉
消化器外科
形成外科
味覚障害
免疫治療
血管外科
精神科
矯正治療で口元の悩みを解消
 
こうの矯正歯科クリニック院長
河野賢二氏
日本矯正歯科学会認定医
「歯並びが気になって笑顔に自信がない」。こんな口元の悩みを持つ人も少なくないようです。かみ合わせが悪いと、見た目だけでなく歯や全身の健康にも影響するそう。矯正治療について聞きました。

 ■成人してから、歯科矯正をする人が増えているそうですね。
 矯正治療は早いに越したことはありませんが、成人してからでも遅くはありません。歯並びが悪いと虫歯や歯周病の原因になることもありますし、不正咬合(こうごう)が咀嚼(そしゃく)力の低下や発音障害を引き起こす恐れもあります。また、矯正される人のほとんどが、口元に審美的な悩みを持っています。矯正することで、歯並びだけでなく口元の印象も随分変わり、笑顔に自信が持てるので、表情も明るくなります。

 ■どのように矯正するのですか?
 歯の状態によって、治療法はさまざまですが、成人であれば歯に矯正装置を着ける治療が多いですね。装置が見えるのが気になるという人には、透明のものや歯の裏側に装着するタイプもあります。また、以前に比べると、治療期間も短くなってきています。

 ■子どもと大人とでは矯正に違いがあると聞きますが。
 子どもの場合は、いわゆる歯科矯正ではなく、発育していくあごのバランスを整える治療を行います。あごを広げる装置を使いますが、早期にこのような治療をすることで、大人のような金属製の矯正器具を使わずに済んだり、矯正期間が短縮できるため、身体的負担も軽くできます。お子さんの歯並びやかみ合わせが気になるという方は、一度専門医に相談されることをおすすめします。



 
無断転載は禁じます。
掲載の記事、写真等の著作権は熊本日日新聞社または、各情報提供者にあります。
Copyright Kumamoto Nichinichi Shimbun
  (c) 熊本日日新聞社 〒860-8506 熊本市中央区世安1-5-1
くまにち.com トップページへ