くまにち メディカルインタビュー
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歯科最前線 インプラント

2008/5/17掲載
 
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歯ぐきを切開せずに手術が可能
 
フロンティア歯科医院
高橋伸児氏
かみ心地が自分の歯とあまり変わらないことで定評のあるインプラントですが、その技術は日々進歩しています。なかでも、歯ぐきを切開せずに手術する新しいインプラントについて、お話を伺いました。

 ■歯ぐきを切らない新しいインプラントの方法があるそうですね。
 これまでのインプラント治療では、骨の状態を目で見ながら確認するため、どうしても歯ぐきを大きく切開・剥離する必要がありました。切開をするため当然、縫合が必要ですし、時間もかかります。痛みや腫(は)れなどを伴うなど、患者さんの負担も少なくありませんでした。新しいインプラントの方法のひとつ、IGI(画像誘導型インプラント手術)は、歯科用CTで口腔内を撮影し、三次元画像化する方法です。あごの骨や神経の正確な位置も分かるため、切開・剥離する必要がありません。

 ■患者さんにとっては、大きなメリットがありそうですね。
 手術時間が大幅に短縮できるだけでなく、術後の腫れや痛みも軽減できるというメリットがあります。一度に何本もインプラントをする必要がある方などには、より適した方法と言えるでしょう。

 ■治療を受ける際に注意しなければならないことはありますか?
 インプラントに限らず、健康な部分はできるだけ傷つけずに治療するのが、最近の医療の流れでもあります。以前の自分の歯とあまり変わらないかみ心地を得られることから、インプラントを希望される方は増えていますが、インプラントにもいろいろな方法があります。医師から説明を受けた上で、自分に合った治療法を選ぶことが大切です。



 
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