くまにち メディカルインタビュー
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婦人科最前線 不妊症治療

2008/5/3掲載
 
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自分で足を運び、納得できる治療を!
 
ART女性クリニック院長
小山 伸夫氏
日本産科婦人科学会認定産婦人科専門医。
日本産科婦人科内視鏡学会技術認定医。
日本内視鏡外科学会技術認定医。
日本臨床細胞学会細胞診専門医、指定医。
10組に1組の夫婦が不妊症に悩んでいるといわれています。そうした現状の中、場合によっては長期にわたる継続的な治療が必要になってくるなど、不妊症治療の困難さも問題に…。専門医に詳細を聞きました。

 ■不妊症治療は、どんなタイミングで受診すればよいのでしょうか?
 避妊をせず、通常の夫婦生活をして1〜2年経過しても妊娠しない場合は、専門医を受診されることをお勧めします。特に、女性が35歳を過ぎると妊娠にかかわるリスクが高まりますので、早めの治療開始が望ましいですね。

 ■治療のための通院など、働いていると大変だと聞きますが…。
 不妊治療は、患者さんの生理周期によって受診日が決まる継続的な治療です。そのため、安心して通院できる環境が必要になってきます。働いている人は特に、通院する時間をつくることに苦労されているようです。また、職場で早退しなければならない場合も「不妊治療に行きます」とは、なかなか言いづらいということを耳にします。一日も早く、不妊治療に対する社会全体の理解が高まることを願いたいですね。

 ■自分に合う医療機関選びが難しいようですが…。
 治療を続けるための条件は人それぞれ。例えば、「診療日・時間の面で、現実的に通院可能か?」「独立した不妊外来があるのか?」「専門のカウンセラーがいるか?」「設備は整っているか?」など、優先順位は一人一人違ってくるのではないでしょうか。まずは直接足を運び、専門医に詳しい話を聞いてみられるとよいでしょう。



 
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