くまにち メディカルインタビュー
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内科最前線 ダイエット

2008/2/2掲載
 
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更年期はダイエットの最適時期 医学的に痩せるためには
 
三角クリニック院長
三角 大慈氏
「体重を減らすには、食事を減らせば良い」と単純に考えてしまいますが、自己流の食事制限には注意が必要なのだそうです。

 ■更年期に太り始める人が多いようですが、なぜでしょうか。
 更年期とは卵巣の機能が衰えはじめ、女性ホルモンの分泌が急激に減少する45〜55歳くらいの期間を指します。女性の一生で、最も体のバランスが崩れるときです。体の機能が変わり出すこの時期に過剰な栄養を摂取してしまうと、体調を崩しがちになり、肥満になる場合もあります。そしてその後の老年期にまで影響を及ぼします。この時期に大切なのは、栄養を落とすこと。そのため、ダイエットを始めるのに最適なときと言えます。

 ■リンゴダイエットや納豆ダイエットなど、あらゆるダイエットがありますが、痩せるのでしょうか。
 自己流の食事制限によるダイエットは要注意です。極端な食事制限は飢餓モードのスイッチを入れ、思ったほど体重は減りません。逆にリバウンドで、元の体重よりさらに太ることも多いのです。また、無理な食事制限をすると、更年期を早める原因にもなります。効率と結果、体のことを考えると、ダイエットも医学的に行うことが望ましいですね。

 ■医学的に痩せるということはどういうことですか。
 バランスの取れた食生活や運動の指導はもちろん、セルライトに直接働きかけるルミセルタッチや、脂肪そのものを融解する脂肪融解注射、腸内洗浄、骨盤調整などがあります。これらはメスを使わず治療期間も短いため、肉体的な負担が少ないのが特徴。二の腕、ふくらはぎ、太もも、下腹部などの部分痩せが可能です。長い人生を健康で美しく生きるためにも、一人ひとりの体質に合った栄養指導を受け、医学的なダイエットをすることが大切です。



 
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