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歯科最前線 義歯(入歯)

2005/7/2掲載
 
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「快適な義歯は医師とのコミュニケーションから」
 
スガ歯科医院院長
菅 健一氏
歯の悩みって絶えませんよね。抜けてしまった歯を、入歯にするのは抵抗があるし年寄りくさいイメージも…。でも、きちんと合う入歯なら、本来の口の機能を十分に補ってくれるそう。義歯について聞きました。

 ■入歯は合わないものと思っていましたが。
 入歯で快適な生活を謳歌されている方はたくさんいらっしゃいます。ピッタリ合う入歯なら入歯安定剤など使わなくてすみます。痛いから、噛めないからと食事のとき、あるいは食事以外のときにはずす必要はありません。ご家族、お友達と一緒のお食事が楽しめますし、カラオケを楽しむ方もたくさんいらっしゃいます。入歯は合わないものと諦めないでください。

 ■満足いく入歯作りのポイントは。
 入歯は失った歯に代わってあなたの命を支えるとても大切な“臓器”です。誰の歯でもない、自分の歯を作るのに人任せにしていませんか? 不安や疑問があって当然です。発音はどうか、笑ったときの見え具合はどうですか? 初めて作られる方もそうでない方も、しっかりと自分の思いを医師に伝えて、どこが具合悪いか、どうしたらよいか医師とともに考えましょう。医師よりも実際に体験している患者さんの方が的確なヒントを見つけ出すはずです。そこからが治療のスタート。時間と手間と費用をかけてこそ、機能面も美しさも満たす入歯を手に入れられるのです。あなたは、合わない靴に足を合わせて履きますか? それとも合う靴を探しますか。お口の中は足よりデリケートな部分です。どうぞ積極的に治療に参加して、信頼できる医師と一緒に快適な入歯作りに取り組んでください。



 
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