くまにち メディカルインタビュー
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産科・婦人科最前線 不妊症治療

2007/10/20掲載
 
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不妊症? と思ったら、早めの受診を
 
ソフィアレディースクリニック水道町
岩政 仁氏
熊本大学医学部大学院博士課程卒
日本産科婦人科学会専門医
日本生殖医学会生殖医療指導医
 赤ちゃんが欲しいのに、なかなかできない…。そんな悩みを抱えるカップルは、10組中1〜2組にもなるといいます。近年ますます増えているという『不妊症治療』について聞きました。

 ■不妊症とは?
 「赤ちゃんが欲しい」と思って一定期間、夫婦生活をもっても、妊娠しない場合を『不妊症』といいます。

 ■その原因は?
 原因は男性側、女性側、さらに両方にある場合があります。まずは原因を明らかにするための検査を受けていただくことが必要です。その結果を踏まえ、不妊症治療を進めていくことになります。

 ■「不妊症かな?」と思ったら、どうすればいいですか。
 できるだけ早めの受診をお勧めします。女性は30歳を過ぎると、毎年3・5%ずつ妊娠する力が落ちていくと言われ、35歳を超えると、妊娠できる可能性がどんどん下がっていきます。30歳を過ぎて不妊症を心配していらっしゃる方は、2年を待たずにご相談ください。また、不妊症治療を始めたからといってすぐに妊娠するわけではありません。妊娠のプロセスや自分の体のことをよく知り、焦らずあきらめず、ご夫婦が主体となって治療に取り組むことが重要です。何より、「赤ちゃんが欲しい」という気持ちを大切にしていただきたいと思います。心配なことや不安なことは、お気軽に専門医にご相談ください。 ■不妊症治療教室 10月21日(日)午後2時〜4時、県民交流館パレア10階にて開催。参加無料。※要予約 詳細は【電話】096(322)2996へ



 
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