くまにち メディカルインタビュー
   HOME > がん治療科 インタビュー一覧> がん治療科 最前線
 
がん治療最前線 免疫細胞療法

2007/7/7掲載
 
MENU
美容整形
美容皮膚
ダイエット
内科
心療内科
歯科
皮膚科
婦人科
肛門科
がん治療科
小児科
眼科
整形外科
耳鼻咽喉科
神経内科
泌尿器科
放射線科
循環器内科
医療福祉
消化器外科
形成外科
味覚障害
免疫治療
血管外科
精神科
人間の治癒力を利用し、がん細胞攻撃
 
藤岡医院副院長
藤岡 靖也氏
がんの治療法の一つとして最近注目を集めている「免疫細胞療法」。自身の治癒力を利用するという治療法の、詳細についておたずねしました。

 ■免疫細胞療法とは?
 人間が本来持っている治癒力を利用する免疫治療の一つで、血液中のリンパ球を体外で大量に増殖・活性化させ、それを再び体内に戻すことによって、がん細胞を消滅させようとする治療法です。「免疫細胞療法」によって、腫瘍の縮小や、QOL(クオリティ・オブ・ライフ)が高まるなどの結果も報告されています。最近では、リンパ球の培養方法の改良が行われ、リンパ球の数をこれまでの2〜5倍に増やすことも可能になってきました。

 ■副作用の心配は? また、他の治療法との併用は可能ですか?
 患者さん本人から取り出した細胞を使っての治療法なので、副作用の心配はほとんどありません。他の治療法との併用も可能です。心配なことがある場合などは、専門家によるカウンセリングなども併せて受けられるとよいでしょう。

 ■患者の家族として心がけることは?
 治療の効果を上げていくためには、メンタル的なサポートと食事療法なども大きなポイントになります。そのことでの家族の理解と協力はとても大切です。 ■がん治療を考える患者と家族、医療従事者の会 【学習会】8/13(月)・9/10(月)・10/17(水) 県民交流館パレアにて18時30分〜 【参加申し込み・お問い合わせ先】 藤岡医院 【電話】&FAX096(282)0302



 
無断転載は禁じます。
掲載の記事、写真等の著作権は熊本日日新聞社または、各情報提供者にあります。
Copyright Kumamoto Nichinichi Shimbun
  (c) 熊本日日新聞社 〒860-8506 熊本市中央区世安1-5-1
くまにち.com トップページへ