くまにち メディカルインタビュー
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美容整形最前線 脂肪吸引

2007/4/28掲載
 
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脂肪細胞を減らし、太りにくい体質に
 
共立美容外科熊本院長
山田 雅明氏
夏に向けてダイエットに励んでいる方も多いのではないでしょうか。「せっかく痩せてもリバウンドしてしまう」「部分的に気になる脂肪がある」などの場合に適しているという脂肪吸引について聞きました。

 ■太りやすい体質の人とそうでない人がいますが、なぜ太ってしまうのでしょうか。
 太るメカニズムは二通りあります。一つは脂肪細胞の数が思春期までに増えることで、もう一つは脂肪細胞自体が大きくなることです。脂肪細胞の数は通常、成人になるまでに決まります。そのため、思春期以降に太るのは、ほとんどのケースで脂肪細胞の一つ一つが大きくなることが原因と言えます。ダイエットをして痩せたとしても脂肪細胞数が減るわけではないので、消費エネルギーを増やさずに暴飲暴食をしてしまえば、再び脂肪細胞が大きくなり太ってしまうのです。肥満体質にならないためには、子どもの頃からバランスの良い食事を摂り、適度な運動を心がけることが大切です。

 ■大人は脂肪細胞を減らすことができないのですか。
 脂肪吸引術で、外科的に脂肪細胞を取り除くことができます。直径2〜4oのカニューレと呼ばれる吸引管を脂肪層内に挿入し、それを前後運動することにより脂肪組織が切り取られ、管を通して脂肪を吸引します。カニューレの先から、脂肪を取りやすくする生理用食塩水と出血を最小限に抑える血管収縮剤、麻酔薬を注入しながら行うことで、体への負担が少なくて済みます。

 ■傷跡は心配ありませんか。
 カニューレを挿入する前に傷跡保護器具を装着しますので、往復運動させても傷口が広がることはありません。最小限の傷跡で済みますので、お腹や太もものほか、顔の脂肪吸引も可能です。



 
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