くまにち メディカルインタビュー
   HOME > 内科 インタビュー一覧> 内科 最前線
 
内科最前線 角質ケア

2006/12/9掲載
 
MENU
美容整形
美容皮膚
ダイエット
内科
心療内科
歯科
皮膚科
婦人科
肛門科
がん治療科
小児科
眼科
整形外科
耳鼻咽喉科
神経内科
泌尿器科
放射線科
循環器内科
医療福祉
消化器外科
形成外科
味覚障害
免疫治療
血管外科
精神科
ニキビなどの肌トラブルの治療法
 
三角クリニック院長
三角 泰爾氏
ニキビはおもに顔にできるものなので、コンプレックスになっている人が多いようです。ニキビやニキビ痕などの治療法について聞きました。

 ■大人でもニキビができるのはなぜでしょうか?
 思春期にできるニキビは、一時的なホルモンバランスの乱れから皮脂が過剰に分泌されてできます。一方、大人のニキビはストレス・疲労からくる免疫力の低下や、不規則な生活習慣などが原因です。また、化粧品が合わなかったり、乾燥することでできることもあります。

 ■ニキビは脂性のイメージがありますが、乾燥肌でもできるのですね。
 肌が乾燥していると、水分不足で皮膚の角質層が硬くなり、毛穴が開きにくい状態になります。そうすると皮脂が中で詰まってしまい、ニキビになるというわけです。

 ■どのような治療を行いますか?
 ピーリングを行います。サリチル酸マクロゴールを肌に塗布して角質を溶かし、肌を生まれ変わらせます。感じ方には個人差がありますが、従来のピーリング剤に比べて、ピリピリ感などの刺激が少ないのが特徴です。新陳代謝を活発にして皮膚のサイクルを正常に働かせることで、ニキビを改善し、ニキビをできにくくします。肌のキメが細かくなるので、治療後は赤ちゃんのようなプルプル肌になったという方も多いですね。また、ニキビ痕が気になる場合や、ニキビ痕を作らないためにはビタミン導入を行います。

 ■ビタミン導入とは?
 イオン化したビタミンCやビタミンAを、電流に乗せて真皮まで浸透させる治療法です。ピーリングの後処置に行うと、肌のハリや美白効果もあります。症状によっては一人ひとりに合った漢方も処方します。ニキビの治療は症状により違いますので専門医にご相談下さい。



 
無断転載は禁じます。
掲載の記事、写真等の著作権は熊本日日新聞社または、各情報提供者にあります。
Copyright Kumamoto Nichinichi Shimbun
  (c) 熊本日日新聞社 〒860-8506 熊本市中央区世安1-5-1
くまにち.com トップページへ