くまにち メディカルインタビュー
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美容整形最前線 脂肪吸引・脂肪注入

2006/11/18掲載
 
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脂肪操作で輪郭を整える
 
サンロードクリニック院長
プリンヤ吉里氏
気になる部分の脂肪吸引、そして、その脂肪を再度膨らませたい部分に注入する脂肪注入が、一度の手術でできるそうです。脂肪吸引・脂肪注入について聞きました。

 ■脂肪吸引について教えて下さい。
 脂肪吸引は、お腹や太もも、二の腕など気になる部分の脂肪を取り除く美容整形です。基本的に脂肪のある部分ならどこでもできますが、筋肉やむくみ、内臓脂肪は吸引できません。施術の手順は、まず脂肪吸引したい部分に局所麻酔をし、超音波をかけて吸引しやすくします。そして皮膚を2〜4mm切開し、専用の細い管を入れて脂肪を吸引します。採取する量や部位にもよりますが、30分程度で終了し、切開した皮膚を縫合します。術後2〜3日は筋肉痛のような痛みがあります。翌日からシャワーは可能ですが、1週間後の抜糸までは、入浴は控えて下さい。また脂肪を、顔のシワなど気になる部分に注入することも可能です。

 ■どのように注入するのですか。
 シワやへこみの深い、頬、こめかみ、ほうれい線などに、吸引した脂肪を注射器で注入するだけです。脂肪は徐々に吸収されてしまいますので、適量の約2倍の量を注入します。多い量を入れれば、不自然になるのではないかと思われますが、2〜3週間で注入量の約半分は吸収されますので適量が残ります。それに、自分の脂肪なのでアレルギー反応などを心配する必要がありません。

 ■術後の注意点はありますか。
 脂肪組織の毛細血管を周囲の毛細血管とうまく繋げるために、マッサージなどは避け局所を安静にします。そして、注入された脂肪の生着率は50〜60%なので、なるべく脂肪が生き残るよう低温状態を保って下さい。注入後約1カ月間は、暇があれば冷やすようにしましょう。



 
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