くまにち メディカルインタビュー
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美容皮膚最前線 シミ治療

2006/11/18掲載
 
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シミの種類に合わせた治療法を
 
熊本アールスキンケアクリニック総院長
三原 栄作氏
医学博士
 シミのない白い素肌は、女性の憧れですよね。ホームケアなら毎日のマメなお手入れを続けることが大切ですが、もっと手軽に、早くキレイになりたいというのも女性の本音…。シミ治療について聞きました。

 ■ホームケアで、シミを薄くすることはできるのでしょうか。
 美白成分が含まれる基礎化粧品がたくさん市販されていますが、これらでのお手入れは継続することが大切です。それに、はっきりした濃いシミにはあまり過大な期待はできないようです。また、化粧品のほかに、肌の老化を防止するビタミンCやビタミンEなどの抗酸化物質の摂取と、規則正しい生活習慣が大切です。抗酸化物質は、毎日のバランスのよい食事やサプリメントから摂り入れるとよいでしょう。さらに精神的なストレスも肌の老化を招くので、日頃からストレスをためないようにすることもポイントです。

 ■クリニックではどのような治療が行われますか。
 IPL(光エネルギー)とRF(高周波)を組み合わせた治療を行います。徐々にシミを薄くするので数回の施術が必要ですが、顔全体に照射できるので、細かいシミやくすみにも適しています。波長の幅が広がったため、今まで反応しなかったシミにも対応できるようになり、たるみや赤ら顔、美白、産毛の脱毛も同時に期待できます。痛みもほとんどなく、すぐに日常生活に戻れます。  また、左右対称にできる肝斑といわれるシミには、前述の治療法では逆効果になりますので、ビタミンCと内服薬、ハイドロキノンを併用しながら、特殊なレーザーピーリングを行います。レーザーは3週間に1度の間隔で、2〜3回行います。さらに毛穴の引き締まりや、美白効果、ハリも出てきます。治療後は紫外線対策を必ず行いましょう。



 
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