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美容整形最前線 リフトアップ

2006/9/16掲載
 
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たるみの度合いにあった治療法を選択
 
サンロードクリニック院長
プリンヤ吉里氏
 たるみは、最も年齢を感じさせる老化現象のひとつで、シワをつくる原因にもなるそうです。たるみ・シワの様々な治療法について聞きました。

 ■現在、リフトアップにはどのような治療法がありますか。
 従来からのフェイスリフトに加え、吸収糸を使用した方法、そしてレーザーとRF(高周波)を組み合わせた方法があります。

 ■詳しい治療法を教えて下さい。
 フェイスリフトは余った皮膚を取り除き、たるんだ皮膚を引っ張り上げる外科手術で、フルリフトとセミリフトの2つの方法があります。まず、フルリフトは鼻唇構付近まで皮膚を大きく剥離するので手術時間が約6時間と長く、全身麻酔になります。そのためリスクもあり、回復時間も要し腫れも出ますが、効果に満足される方は多いです。セミリフトは局所麻酔で頬部の約3分の1の皮膚剥離で済み、皮膚のみを切除する方法と、筋膜を引っ張る方法があります。約3時間で終了し、腫れやリスクも比較的少なくなります。翌日には出勤も可能ですが、効果はフルリフトに比べると多少劣ります。  また、フェイスリフトに比べて割と手軽なのが、体内に残らない吸収糸を使用する方法です。吸収糸を皮下に通して、皮下組織を引き上げて元の位置に固定します。切開しませんので傷跡は目立ちません。鼻唇溝やフェイスライン付近のたるみの改善になりますが、たるみの度合いにより適しているかを判断します。  メスやニードルに抵抗がある方には、レーザーと高周波(RF)の治療をお勧めします。真皮中層から繊維目細胞を刺激し、皮膚の奥からコラーゲンやエラスチンを増やす方法です。比較的、シワ・たるみが少ない方に適しています。



 
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