くまにち メディカルインタビュー
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美容外科編

2017/5/19掲載
 
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「ワキガ・多汗症」「痩身(部分痩せ)」「豊胸」 “切らない治療”でQOLを向上させましょう
 
共立美容外科熊本院長
山田 雅明氏
体臭や肥満体形、バストサイズなど、体へのコンプレックスを抱えているため日々の暮らしを楽しめない―。そんな人たちが今、切らない治療でQOLを高めているそうです。治療法について話を聞きました。

 ■QOLとは何のことですか。
 クオリティー・オブ・ライフ(生活の質)のことです。「ぽっこりおなかや胸の大きさが気になって、友人と海や温泉旅行に行きたくない」など、コンプレックスのせいで日常を楽しめていない方もいらっしゃるのではないでしょうか。そのような方の中には“切らない治療”を受けられ、毎日が明るく、楽しくなったという方も多く見受けられます。

 ■“切らない治療”とは。
 メスを使わない治療法のことで、例えばワキガや多汗症の場合は、電磁波を照射して汗腺を破壊します。両脇だと約60分で終了し、汗腺が機能しなくなるため効果の持続は半永久的です。ボトックスを注入する方法もありますが、こちらの効果持続期間は半年程度です。いずれも手足の多汗症や乳輪からのニオイの治療としても用いられています。

 ■痩身についても教えてください。
 薬液を注入して脂肪細胞を溶かす治療法があります。また、専用機器で脂肪細胞を冷却・破壊する方法もあります。二の腕や下腹部など施術部位が選べるため、部分痩せを希望する方には適した治療法といえるでしょう。

 ■豊胸の場合はどのように。
 ヒアルロン酸をバストに注入する方法のほか、事前に吸引した自分の脂肪をバストに注入する方法もあります。両方とも、もともと体内に存在する成分なので、拒否反応が起こる心配は少ないです。今回ご紹介した治療法の詳しい内容など、不明な点は専門医へお尋ねください。



 
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