くまにち メディカルインタビュー
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美容整形最前線 豊胸術

2006/8/5掲載
 
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一人ひとりに合わせた施術
 
共立美容外科熊本院長
山田 雅明氏
 ボディにおける整形で特に希望が多いという豊胸術。最近の豊胸術は、バストラインなどがよりナチュラルになっているそうです。

 ■豊胸術にはどのような方法がありますか。
 バッグと呼ばれる人工の乳腺を挿入する方法と、ヒアルロン酸を注入する方法があります。ほとんど膨らみのないバストや、出産・急激なダイエットによりハリを失ってしまったバストでも、悩みを解消することが可能です。患者さんの悩みと希望とを照らし合わせ、症状に適した方法で行います。

 ■具体的な治療法を教えて下さい。
 まず、バッグ挿入法は、多層構造で特殊コートされたジェル状のバッグを使用します。耐久性に優れており、中身が漏れ出す心配がほとんどありません。中身も柔らかいので、立ったときや寝たときのバストのラインやバランス、感触もとても自然です。バッグを挿入する際は、ワキの下のシワに沿って切開するので、傷跡はほとんど目立ちにくくなります。また挿入位置は、全く乳腺のない方は大胸筋の下に、ある程度ボリュームのある方や子育てや年齢のために乳房が垂れ下がってしまった方は乳腺の下に挿入するなど、一人ひとりの状態に合わせて行います。手術時間は60分程度で、その日のうちに帰れます。ただ、1〜2日間は痛みを感じることがありますので、薬を処方します。その後も術後の経過が順調かを診るために、数カ月に1回、約1年間は通院をお勧めします。  また、手術に抵抗がある方には、ヒアルロン酸を注入する方法がよいでしょう。大きくするだけではなく、形を整えたい場合にも適しています。治療時間は30分程度。体内に吸収されるので、個人差はありますが効果の持続期間は1〜2年程度です。



 
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