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歯科編

2017/5/5掲載
 
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気になる銀歯を保険診療で白い詰め物に 時間短縮、当日治療が可能
 
関歯科医院 院長
関 光輝氏
虫歯というと詰め物は銀歯が一般的でしたが、今は白い詰め物も保険診療で治療ができるそうです。専門医に詳しく聞きました。

 ■虫歯の治療も、見た目の美しさが重視されるようになりました。
 以前は、虫歯の詰め物は銀歯というケースがほとんどでしたが、最近は審美性を重視し、治療痕が目立たない白い詰め物を希望する人が多くなっています。プラスチックなので、今まで金属アレルギーで詰め物ができなかった人にも喜ばれています。素材も年々改良されており、物をかみ砕く奥歯にも対応できる硬い、しかも天然の歯に近い色の詰め物が作れるようになりました。

 ■保険外診療になりますか。
 患者さんの多くは、白い詰め物=自由診療と思っていらっしゃいますが、素材によっては保険適用で治療できます。また、今まで詰め物をするときは、歯型を取り、数日後に次の治療という場合がほとんどでした。しかし、プラスチック製の詰め物は削った歯に素材を埋め込む方法なので、治療時間が短縮されます。数本同時に、当日治療が可能です。

 ■白いかぶせ物も保険診療でできるのですか。
 奥から3番目と4番目の歯(第一小臼歯と第二小臼歯)へのかぶせ物は保険が適用できます。また、金属アレルギーと診断されている人は、奥の2本(第一大臼歯と第二大臼歯)も保険適用となります。虫歯の治療は今、治療期間や費用など、選択肢が広がっています。今まで、保険治療での詰め物は銀歯しかできないと諦めていた人も、相談してみるといいですね。歯石取りや歯周病の治療と並行した治療もできるので、新年度がスタートして間もないこの時期、お口の中のメンテナンスを始めてみてはいかがですか。



 
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