くまにち メディカルインタビュー
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美容皮膚科編

2017/3/31掲載
 
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全身脱毛で境目なくすべすべの肌に 口径の大きなレーザーで時間も軽減
 
駕町 太田皮ふ科 院長
太田 浩平氏
皮膚科学会認定皮膚科専門医。
1964年生まれ。筑波大学卒。九州大学皮膚科入局。九州大学大学院を経て、新日鉄八幡病院皮膚科部長。99年に父の診療所(保田窪)を継承。2002年に日赤通りに移転。
夏を前に脱毛を検討している人は多いのではないでしょうか。中でも最近増えているという全身脱毛について、特徴やメリット・デメリットを聞きました。

 ■全身脱毛を希望する人が増えているそうですね。
 モデルや女優さんなど見られる職業の人が受けるイメージでした。しかし最近では、ムダ毛処理をするのが煩わしい、肌を露出した時にムダ毛がコンプレックスになっている、境目なく全身すべすべの肌で自分に自信を持ちたい─といった理由から、希望する人が増えています。

 ■治療法を教えてください。
 新型のアレキサンドライトレーザーを用いる治療法があります。幅射熱が毛幹や毛根、その周辺の組織のメラニンにダメージを与える方法です。

 ■全身だと、お金も時間もかかるのでは。
 部分脱毛に比べると確かに料金はかかりますが、パーツごとにその都度、脱毛するよりは安価に済むケースもあるようです。また、部分脱毛に比べて1回の時間もかかりがちですが、スポット口径の大きいアレキサンドライトレーザーだと照射範囲が広いので、1回40分くらいの照射時間で済みます。脱毛する部位やその人の毛の濃さなどによっても違いますが、通常1カ月半ほどの間隔で、脇なら4〜6回、ひざ下なら4回程度の照射を行う必要があります。

 ■痛みはありませんか。
 脱毛の部位や照射するエネルギーによって違いますが、照射と同時に噴射される冷却ガスにより、痛みは輪ゴムで弾かれた程度です。それでも我慢できない人には、事前に麻酔クリームも使えます。詳しくは専門医にお尋ねください。



 
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