くまにち メディカルインタビュー
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美容皮膚科編

2017/2/24掲載
 
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イベント前でも間に合うたるみ治療 顔回りや目元を引き上げ若々しい印象に
 
ワイズスキンケアクリニック 院長
泉 依子氏
お子さんの卒園、卒業、入園、入学など、これからの時季はイベントが盛りだくさん。春の新生活に向け、「たるんだ顔をスッキリさせたい」「若々しく見られたい」という人は多いそうです。治療法について聞きました。

 ■顔のたるみが気になります。
 顔がたるんでいく主な原因は、乾燥や紫外線、加齢です。これらの影響で皮膚内のコラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸が減少したり、皮膚深部の筋膜が緩んだりすると、たるみが引き起こされます。

 ■治療法を教えてください。
 顔全体をリフトアップするには、HIFU(高密度焦点式超音波)という医療機器が適しています。真皮層に向けてHIFUで熱を高速連射することにより、顔回りを引き締める治療法です。さらに、HIFUは眉毛に影響することなく照射できるので、上まぶたのたるみも引き上げられます。目がぱっちりすることで、若々しい印象になるでしょう。この治療法はダウンタイムがないので、イベントの直前に施術を希望されるケースが多いです。HIFUはそのほか、筋膜層や脂肪層に働きかけることもできます。それぞれの層ごとに使い分けたり、組み合わせて治療したりすることも可能です。

 ■たるみと一緒に、シミやくすみも改善できる治療法はありますか。
 あります。2つの異なる波長を同時に当てる治療法です。真皮層に熱を入れ、コラーゲンやエラスチンの産生を高めて顔のたるみを引き上げます。この治療もHIFU同様、すぐにリフトアップが実感できます。また、たるみのほか、シミ、くすみ、ニキビ、産毛など、幅広い悩みへの効果が期待できます。シミに反応するため、直後はメラニンが浮き出ますが、化粧でカバーできる程度です。詳しくは専門医にご相談ください。



 
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