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美容外科編

2017/2/17掲載
 
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「体質だから…」と諦める前にご相談を 「ワキガ・多汗症」「豊胸」の切らない治療
 
共立美容外科熊本院長
山田 雅明氏
脇のニオイやバストサイズなど、ひそかに悩んでいるあなた。「体質だから…」と諦める前に、専門医に相談してみてはいかがでしょう。今回は「ワキガ・多汗症」「豊胸」の切らない治療法について話を聞きました。

 ■ワキガと多汗症は、なぜ起こるのですか。
 暑いときや緊張したとき、人は脇や手足から汗をかきます。汗自体は無臭ですが、それを皮膚に常在する菌が分解する際に発生するのが、あのワキガ独特のニオイです。多汗症の場合は発汗量の異常が主原因です。いずれも発汗を止めることで症状を改善させることができます。

 ■治療法を教えてください。
 脇や手足など発汗を止めたい部位に電磁波を照射し、照射エリアにある汗腺を破壊します。日帰り治療で、両脇だと60分ほどで終了します。麻酔をかけて行いますので、治療中の痛みを軽減できます。通院の必要もなく、汗腺自体が機能しなくなるため効果は半永久的です。そのほか、ボトックスを注入して汗の分泌を抑制する方法もあります。この方法だと効果の持続は約半年です。いずれの治療も、手足の多汗症や乳輪からのニオイにも有効です。

 ■豊胸の切らない治療とは。
 ヒアルロン酸をバストに注入し、サイズアップを図る方法があります。注入量や注入箇所を細かく調整できるので、谷間をつくったり、授乳でしぼんでしまった部分にハリを持たせたり、左右差を整えたりすることが可能です。また、下腹部や二の腕などから事前に採取した自分の脂肪をバストに注入する方法もあります。注入前に不純物や古い細胞を取り除くことで、より生着率が高まります。個人個人で適した治療法が異なりますので、まずは専門医に気軽にご相談ください。



 
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