くまにち メディカルインタビュー
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美容外科編

2016/12/9掲載
 
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オーダーメイドのバッグで理想のバストに ほぼ水分で構成された薬剤による豊胸にも注目
 
ハニークリニック 院長
木村文彦氏
ひと口に「豊胸」と言っても「大きくしたい」「左右差を解消したい」「バストの張りを取り戻したい」など、悩みは人それぞれ。今回はバッグを挿入する豊胸術と薬剤を注入する豊胸術について、専門医に話を聞きました。

 ■バッグとはどういう物ですか。
 乳腺や大胸筋などの下に挿入するための人工乳腺のことです。バッグで胸を底上げすることで、胸のボリュームと張りを引き出します。素材はソフトコヒーシブシリコンなどの柔らかい物で、形はアナトミカル型という本物の胸と同じように下方にボリュームが出る、自然な形のバッグを使います。患者様に一番合うようオーダーメイドで作り、ご提供します。片方のバッグのみ大きくして左右差を整えることも可能です。

 ■治療法を教えてください。
 脇を数p切開し、バストに向かってポケット状に空間を作り、バッグを挿入します。切開は、脇にあるシワの線に沿って行うため、傷痕はシワに隠れて目立ちません。また、表皮は医療用接着剤で閉じますので、縫い目が残ることはありません。施術時間は両胸で約2時間、入院不要です。切開部の皮膚は2週間ほどでしっかりくっつきます。

 ■薬剤を注射する方法もあるとか。
 はい。薬剤も数種類ありますが、特に今注目されているのが、98%が水分、2%がポリアミドでできた薬剤です。成分がほぼ水分なので、とても柔らかくて動きや感触が自然です。バストの形を整えるのはもちろん、バッグ挿入法と同じレベルでサイズアップができます。効果は3〜5年程度持続します。溶解もできるので、もし途中で元に戻したくなった場合でも安心です。施術は両胸30分ほどで終了。注射による施術のため傷痕は残りません。各治療法の詳細は専門医にお尋ねください。



 
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