くまにち メディカルインタビュー
   HOME > 歯科 インタビュー一覧> 歯科 最前線
 
歯科矯正編

2016/8/12掲載
 
MENU
美容整形
美容皮膚
ダイエット
内科
心療内科
歯科
皮膚科
婦人科
肛門科
がん治療科
小児科
眼科
整形外科
耳鼻咽喉科
神経内科
泌尿器科
放射線科
循環器内科
医療福祉
消化器外科
形成外科
味覚障害
免疫治療
血管外科
精神科
顔つきや表情に影響する歯並び 年齢・成長に応じた治療が可能
 
歯ならびの歯医者さん 院長
泉 朝望氏
出っ歯や受け口、でこぼこの歯に悩んでいる人は少なくありません。これらの歯並びの悪さは、顔つきや表情に大きく影響を及ぼします。歯並びを直す歯科矯正について、治療の開始時期や内容、注意点を聞きました。

 ■歯並びの治療はいつから始められますか。
 顎の形や大きさは成長とともに変わりますので、矯正治療は成長が止まってからのほうがよいという考え方があります。しかし、成長期に効果的な治療もあり、必ずしも成長を待つ必要がない場合もあります。実際、診断の結果、矯正治療が必要と判断され、家族と本人の同意が得られれば、受け口は4歳くらいから、出っ歯やでこぼこの歯は5〜8歳から治療が始められます。歯と歯茎が健康であれば、矯正治療は何歳からでも開始できます。50〜60歳代から矯正治療を始める方もいらっしゃいます。歯並びは、顔つきや表情など本人の印象に大きく関わりますので、口元の改善は心の健康にもつながっていると実感しています。

 ■治療内容はどのようにして決まりますか。
 顔と口元の写真やレントゲンの撮影を行うほか、本人の性格や経済的事情、通院の可否なども加味してカウンセリングしながら、その方に可能な治療計画・内容を探っていきます。家族やきょうだいで治療時期が重なる場合もありますので、その際は優先順位などの提案も行います。こうした治療内容はもちろん、治療費についてもきちんと説明を受け、納得した上で治療を開始することが大切です。最後に、このたびの熊本地震で犠牲になられた方に心よりお悔やみ申し上げますとともに、被災された皆様にお見舞い申し上げます。



 
無断転載は禁じます。
掲載の記事、写真等の著作権は熊本日日新聞社または、各情報提供者にあります。
Copyright Kumamoto Nichinichi Shimbun
  (c) 熊本日日新聞社 〒860-8506 熊本市中央区世安1-5-1
くまにち.com トップページへ