くまにち メディカルインタビュー
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美容皮膚科編

2016/4/8掲載
 
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シミ・たるみの同時治療で若々しい印象に 「蓄熱式脱毛法」といわれる施術にも注目
 
ワイズスキンケアクリニック 院長
泉 依子氏
暖かくなり、紫外線量が増えるこれからの季節。顔のシミが今以上に増えないかと気にする人は多いそう。また、肌の露出が増えると、体毛の処理にも悩みますよね。そこで、シミや脱毛の治療法について聞きました。

 ■─シミはなぜできるのですか。
 紫外線を浴びることで、肌表皮の一番下にある色素細胞・メラノサイトがメラニンを産生し、これが沈着するとシミになります。治療法としては、メラニンを除去するため、真皮層までエネルギーを浸透させるRF(高周波)とIPL(光エネルギー)を組み合わせて照射します。大きく目立つシミはもちろん、小さなシミやそばかす、ニキビにも有効です。また、シミとたるみを並行して治療する方法もあります。前記の治療に加え、たるみに効果的なIPLを同時照射する方法です。リフトアップや肌色のトーンアップが実感でき、老け顔を若々しい印象へと導いてくれますよ。

 ■─体毛も気になります。
 最近注目されているのが、新型の蓄熱式ダイオードレーザーを使った「第3世代の蓄熱式脱毛法」といわれる治療法です。従来の脱毛機器は、毛根のメラニン色素に向けて高出力のエネルギーを照射するので、痛みを伴う場合がありました。蓄熱脱毛では、毛包という、毛根を包む組織に向けて照射します。弱いエネルギーですが蓄熱方式で効率的に熱を使うため、痛みも少なく脱毛ができます。色黒から色白の方まで、肌色を選ばず照射が可能です。産毛など色素の薄い毛にも対応するので美肌が期待でき、肌にハリも出ます。従来は1カ月半〜2カ月の毛周期で施術するのが原則でしたが、1カ月に1度という短期間での施術が可能になりました。永久脱毛は医療行為です。詳細は専門医にご相談ください。



 
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