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美容外科編

2016/3/25掲載
 
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「ワキガ・多汗症」と「シミ・シワ・たるみ」 切らない治療でQOL(生活の質)を向上
 
共立美容外科熊本院長
山田 雅明氏
症状が気になって家族以外の人と会いたくないなど、QOL(生活の質)の低下にもつながる「ワキガ・多汗症」と「シミ・シワ・たるみ」。今回は、これらの切らない治療について話を聞きました。

 ■QOLの低下とは。
 外出がおっくうになったり人と会いたくなくなったり、症状があるために普段の生活が楽しめない状況のことをいいます。治療した患者さんからは「症状が改善したことで悩みがなくなり、明るく過ごせるようになった」などの声を聞きます。

 ■ワキガと多汗症の治療方法を教えてください。
 脇に電磁波を照射して汗腺を破壊します。汗腺が機能しなくなるため発汗がストップし、症状が治まります。治療中の痛みや治療後の腫れを考慮し、事前に麻酔を施します。治療時間は両脇で約60分。汗腺がある層には毛根も存在するため、多少の脱毛効果も期待できます。効果の持続は半永久的です。そのほか、ボトックスという薬液を注入する方法もあります。こちらの治療時間は両脇で10分程度。効果の持続期間は約半年間です。

 ■シミ・シワ・たるみの治療はどのように。
 シミは主にレーザーでメラニン色素を破壊します。ただし、シミの種類によってはレーザーは逆効果の場合もありますので、シミの種類をしっかり判断できる医師を選ぶことが大切です。シワはヒアルロン酸を注入して皮膚の内側からシワの溝を押し上げる方法や、ピーリングで肌の保水力を高める方法があります。たるみは皮膚の奥にある筋肉の層を刺激して、皮膚の内部から引っ張り上げる方法があります。症状によって適した治療法が異なりますので、まずは専門医へご相談ください。



 
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