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産科・婦人科編

2016/3/18掲載
 
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気になる分娩予定日の決め方 「超音波検査」でより正確な診断が可能に
 
うしじまクリニック
牛島 英隆氏
産科・婦人科うしじまクリニック院長
医学博士
夫婦にとって待望の妊娠―。次に気になるのは、赤ちゃんが生まれてくる「分娩予定日」ですよね。分娩予定日を決定する方法はさまざまですが、中でも「超音波検査」による診断がより正確とされています。

 ■分娩予定日はどのように決められるのですか。
 さまざまな方法がありますが、まずは最終月経から決める方法が挙げられます。例えば、月経が順調なお母さんで、周期が28日でほぼ安定しているのであれば、分娩予定日は最終月経の始まった日から280日目となります。しかし、月経周期が順調でなかったり、流産や分娩を経験した後などに無月経のまま妊娠したときには、この方法は不適当といえます。

 ■他にはどのような方法が。
 基礎体温から決める方法があります。基礎体温表から排卵日と考えられる日を割り出します。この排卵日を妊娠2週0日として、266日を加えた日が予定日です。もし、不妊治療による妊娠であれば、排卵誘発を行った日が妊娠2週0日となります。その他、妊娠反応検査から予定日を計算することもあります。これは、胎盤の元となる「絨毛(じゅうもう)」が作り出すホルモン(hCG)の数値から推定する方法で、hCGの値が200IU/ℓ陽性のときには、少なくとも妊娠4週以上になっています。



 
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