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美容外科編

2016/2/26掲載
 
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薄着の季節を前に、体の悩みを解決 「ワキガ・多汗症」と「豊胸」の切らない治療
 
共立美容外科熊本院長
山田 雅明氏
意外と強い日差しに薄着で過ごすことが多くなる春。脇のニオイやバストサイズが気になって、治療の相談に訪れる人も少なくないそう。今回は「ワキガ・多汗症」と「豊胸」の切らない治療法について話を聞きました。

 ■ワキガ・多汗症の原因と治療法を教えてください。
 ワキガや多汗症の主な原因は脇からの汗です。ワキガは脇に常在する菌が汗を分解する際に発生するニオイが原因で、多汗症は汗の分泌量の異常によって起こります。治療では脇に電磁波を照射し、汗を分泌する汗腺を破壊します。発汗は体全体で調整されているため、脇の汗腺が機能しなくても問題はありません。所要時間は両脇で約60分。また、約半年間、一時的に発汗を抑える場合はボトックスを注射します。

 ■豊胸治療はどのように。
 切らない治療であれば、ヒアルロン酸注入が代表的な方法です。注入量や注入箇所を細かく調整することで、「谷間をつくりたい」「左右の大きさをそろえたい」といった希望もかないます。ヒアルロン酸は体内に含まれている成分で、約半年かけて徐々に体内に吸収されていきます。そのほか、事前に吸引した自分の脂肪を注入する方法もあります。不純物を取り除いて凝縮することで、より生着率が高まります。自分の細胞なので拒絶反応の心配が少ない点が特長です。

 ■切らずに治療できるのですね。
 はい。ワキガや多汗症、豊胸に限らず、今は切開せずに行う治療が増えています。治療に対する恐怖心が軽減されるほか、施術中の体力的負担が少ない、回復するまでの期間(ダウンタイム)が短くて済むといったメリットがあります。各治療の詳しい内容などは専門医へ気軽にご相談ください。



 
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