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美容外科編

2016/2/19掲載
 
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「ワキガ・多汗症」と「シミ・シワ・たるみ」 切らない治療でQOL(生活の質)を向上
 
共立美容外科熊本院長
山田 雅明氏
脇からのニオイや顔のシミ・シワ・たるみなどが気になってQOL(生活の質)が低下している人もいるのだとか。今回は「ワキガ・多汗症」と「シミ・シワ・たるみ」の切らない治療について話を聞きました。

 ■ワキガやシワなどによるQOLの低下とは。
 脇のニオイや顔のシワなどを気にして人と会うことや外出がおっくうになり、日常生活を楽しめないことをQOLの低下といいます。治療することでコンプレックスが解消され、気持ちも明るく暮らせるようになります。

 ■ワキガと多汗症の治療法は。
 電磁波で汗腺を破壊します。治療中や治療後の痛みを軽減するために麻酔を使用し、両脇だと約60分で完了。汗腺が機能しなくなるため、効果の持続は半永久的です。ボトックスを脇に注射し、半年ほど発汗を抑える方法もあります。治療時間は約10分。いずれの治療も乳輪からのニオイや手足の多汗症にも有効です。

 ■シミ・シワ・たるみの治療はどのように。
 シミ治療では、レーザーでメラニン色素を粉砕します。適切な治療を行わないと逆に色が濃くなる場合がありますので、注意が必要です。シワの治療では、ヒアルロン酸を注入してシワの溝を押し上げたり、ピーリングで肌の水分保持力を正常に戻したりします。たるみの治療では超音波で皮膚の奥の筋肉に働きかけ、内側からたるみを持ち上げます。

 ■切らない治療のメリットは。
 入院が不要であること、あまり体力を消耗しないこと、回復期間が短いこと、精神的負担が少ないことなどが挙げられます。ただし、症状によっては切らない治療法が適さない場合もありますので、まずは専門医へ気軽にご相談ください。



 
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