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歯科編

2016/2/12掲載
 
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軟らかいシリコン製入れ歯が登場! インプラントと併用した治療も
 
パール歯科・矯正歯科クリニック 理事長/総院長
前田 明浩氏
入れ歯の技術が進化し、軟らかいシリコン素材の入れ歯が開発されているそうです。その特長や治療の流れなどについて聞きました。

 ■シリコン製の入れ歯があると聞きました。
 硬いプラスチック製の入れ歯が一般的でしたが、素材開発の技術が進歩し、裏側に歯科用シリコンを貼り付けた入れ歯が登場しています。シリコン素材ゆえに軟らかく、歯茎にぴったり密着し、落ちにくく、ズレにくいという特長があります。また、食べカスが歯茎と入れ歯の間に入り込まず、食事中に詰まって痛む心配もありません。毎日のケアは一般の入れ歯と同様に行えます。入れ歯は外科手術を伴わないため、体への負担が少ないという理由で選ばれている方も多いようです。

 ■入れ歯とインプラントを併用して治療する方法もあるそうですね。
 多くの歯を失った場合、入れ歯のほか、人工歯根を埋め込むインプラントなどの治療法が用いられています。治療はいずれか一つの方法で行うこともありますが、口内環境や予算などによって、これらを併用することも珍しくありません。例えば、上顎にはほとんど歯がなく、下顎には歯が残っている場合は、上は入れ歯、下はインプラントにするなどの治療も行えます。

 ■実際にかかる費用は。
 自費診療になりますが、入れ歯1つで30万円前後です。多くの歯を失っている場合は、全てインプラントにするより、かなりコストを抑えられます。無料相談を行っている歯科医院もありますので、まずは治療にかけられる予算や時間などを歯科医としっかり相談し、治療プランを立てていきましょう。



 
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