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美容外科編

2016/1/22掲載
 
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「ワキガ・多汗症」と「豊胸」 切らない治療で体臭や体形を改善
 
共立美容外科熊本院長
山田 雅明氏
体形や体臭など、自分の体にコンプレックスを抱いているなら、美容外科手術を行うというのも悩みを解消する手段の一つです。今回は「ワキガ・多汗症」と「豊胸」の切らない治療法≠ノついて話を聞きました。

 ■ワキガと多汗症の原因は。
 いずれも脇の汗腺から出る汗によって起こります。汗自体は無臭ですが、皮膚に常在する菌が汗を分解する際に、あのワキガ独特のニオイが発生します。多汗症は汗の分泌量異常が原因です。

 ■治療はどのように。
 電磁波(マイクロ波)を汗腺に照射します。汗腺は再生しないので、長期間の効果をもたらします。治療時間は両脇で約60分。麻酔を施しますので痛みはさほど感じません。照射後は患部をしっかり冷却し、腫れと痛みを軽減します。術後は3日ほどアイスパックを当てるだけで圧迫固定の必要はなく、すぐ日常生活に戻れます。一時的な効果を望む場合はボトックス注射が適しています。こちらは約半年効果が持続します。

 ■脇以外も治療は可能ですか。
 はい。手足の多汗症や乳輪からのワキガなども治療できます。

 ■豊胸術について教えてください。
 どの程度サイズアップするかや持続期間などによって、行う治療が異なります。大幅なサイズアップを望む場合はバッグ挿入法をおすすめします。今のバッグは重力に対しての動きがより自然なものなど、種類も豊富です。希望に沿った物を選ぶとよいでしょう。そのほか、ヒアルロン酸や、事前に吸引した自分の脂肪をバストに注入する方法もあります。これらは注入量や注入箇所を細かく調整することで、谷間を作ったり左右差を整えたりすることが可能です。各治療の具体的な内容など、詳しくは医師へご相談ください。



 
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