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美容外科編

2015/12/18掲載
 
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「シミ・シワ・たるみ」と「ワキガ・多汗症」 心身への負担が少ない「切らない治療」
 
共立美容外科熊本院長
山田 雅明氏
忘年会や同窓会など人に会う機会が増えるこの時期。「見た目や体臭などが急に気になりだしちゃって…」なんて人もいるのでは。今回は「シミ・シワ・たるみ」と「ワキガ・多汗症」の治療について聞きました。

 ■シミ・シワ・たるみの治療ではどのような相談が多いですか。
 年間通して治療の相談はありますが、特にこの時期は「同窓会で旧友に会うから」「久しぶりに会った友人が若々しく見えて」という方のほか、「長年悩んでいたシミを今年中に取って新しい年を迎えたい」という方もいらっしゃいます。

 ■治療法を教えてください。
 シミやソバカスはレーザーでメラニン色素だけを破壊します。平らなほくろも治療できます。シワの治療法は数種類あり、例えば表情ジワの場合はボトックスやヒアルロン酸を注入し、皮膚の内側からシワの溝を押し上げます。ちりめんジワにはピーリングを行い、肌の水分量を通常値に戻して潤いを取り戻します。たるみの治療では超音波を照射し、表皮の奥にある筋肉の層からたるみを引き上げます。

 ■ワキガや多汗症の治療はどのように行いますか。
 電磁波で汗腺を破壊し、発汗を抑えます。所要時間は両脇で約60分で、効果は半永久的です。そのほか、ボトックスを注射して半年程度、発汗を抑制する方法もあります。これらの治療は乳輪からのニオイや手足の多汗症にも有効です。

 ■いずれも切らずに治療できるのですね。
 切らない治療には術後のダウンタイム(回復期間)が短くて済む、切開することへの精神的負担が軽減できるなどのメリットもあります。各症状で適した治療法が異なりますので、まずは医師へご相談ください。



 
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