HOME > 美容皮膚 インタビュー一覧＞ 美容皮膚 最前線 　 美容皮膚科編 2015/12/11掲載 　 イベント前にたるんだ顔をリフトアップ　顎のみ、目元のみなど部分治療も可能 　 ワイズスキンケアクリニック　院長 泉　依子氏 クリスマスや忘年会、同窓会などのイベントで、人と会う機会が増える今の時季。「顔のたるみが気になる」「少しでも若々しい印象を与えたい」と悩む方は多いそうです。治療法について詳しく聞きました。 　■たるみの原因とは。 　肌の潤い、ハリを保つために必要なのがコラーゲンやエラスチン、保湿の働きをするのがヒアルロン酸です。これらが乾燥や紫外線の影響を受けて減少することで、たるみを引き起こします。また、皮膚深部の筋膜層が加齢によって衰えることも、原因の一つといわれています。 　■最新の治療法を教えてください。 　筋膜層まで届くHIFU（高密度焦点式超音波）という医療機器を使います。真皮層でのコラーゲン生成を高めながら、同時に筋膜層を刺激してリフトアップを促します。顔全体がキュッと引き締まり、1回でも十分なリフトアップが実感できるほか、肌色のトーンアップや毛穴の引き締めも期待できます。 　■1カ所のみの治療は可能ですか。 　はい、可能です。顔全体というよりは気になる箇所のみ治療したいという声も聞きます。特に多いのが、ブルドッグラインともいわれる顎下のたるみと、目元のたるみ。HIFUは眉毛に影響なく照射できるので、上まぶたのたるみや目元の小ジワにも効果的です。まぶたが引き上がると目が大きく見え、アイメークも映えるようになります。その他の箇所も、たるみや肌の状態に応じて部分照射することができます。 　■痛みはありませんか。 　メスは使用せず、麻酔を皮膚に塗って照射します。痛みは少なく、治療後、少し赤みが出ますが、数時間程度で回復します。メークや入浴も当日からできます。詳しくは専門医にご相談ください。

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